〜気が散ることによる事故から身を守るために〜Bluetoothヘッドセットと騒音を減らす耳栓の併用を!
こんばんは!本日もおつかれさまです。
昨今、どこにいても目にするようになった、液晶スクリーンとヘッドフォン。
実に多くの人たちが、24時間年中無休で、電子メディアに夢中になっているようです。スクリーンは、オフィスや自宅のキッチン、バスルームにも置かれ、手首にだって身に付けられます。
私たちは、イヤフォン、AirPods、大きなDJ用ヘッドフォンを身に付けて、ウォーキングやランニングに出かけたり、エクササイズをしています。さらに、仕事をしているときはいつでも、ポッドキャスト、音楽や電話の音を聞いています。
そういった状態から脱出する方法はあるのでしょうか。ライダーであれば、バイクに乗ることですが、そこでも、風切音が絶え間なく聞こえています。
2021年の今では、非常に進歩した技術によって、バイクに乗りながら使用できる電子メディアがたくさんあります。
本日は、ライダーたちの安全を願って、便利なコミュニケーションツールをご紹介します。
でもまずその前に、運転する際の重要な点について確認しておきましょう。
脇見運転は、クラッシュの主な原因です。実際、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、脇見運転によって、毎年約3000人が死亡し、40万人もの人々が負傷しています。運転しているとき、運転から気をそらすことは、こうした脇見運転につながります。そして、電子メディアほど、その原因になるものはないのです!
スマートフォンをナビゲーションとして使用することが多いかと思いますが、これには気をつけなければなりません。
スマートフォンのように、つい気が散るような通知が次々と発生しないツールもあります。オートバイのGPSユニットは、ギアによって見たり操作したりするのが簡単です。これもより良い選択肢になるかもしれません。
脇見運転は、クラッシュの主な原因です。
巨大なIT企業は、非常に優秀な頭脳を集めた開発チームを有していますが、バイクに乗るときに気が散らないようにということは念頭になく〜むしろどのように使用者の注意を引くかに重点を置いているため、ライダーの人生を犠牲にする可能性については、残念ながら考えていないのです。
実際、スマートフォンを置いておくのに最適な場所は、ポケットです。けれども、乗っているときに伝わる振動によって、壊れてしまうことがあるかもしれません。
【Bluetoothヘッドセット】
そこで、Bluetoothヘッドセットの登場です!
たくさんの種類がありますが、2つの主要ブランド、CardoとSenaのものが人気です。いずれの会社も、非常に類似した製品を製造していて、こちらから始めるのはいかがでしょうか。
典型的なBluetoothヘッドセットキット。表示されている製品は、Senaによるもの。
Bluetoothヘッドセットには、多くの用途がありますが、主な用途は4つです。これらは、スマートフォン、GPSユニット、タブレット、ラップトップ、オートバイのエンターテインメントシステムなど、他のBluetooth対応デバイスとペアリングするように設計されています(Honda、Harley-Davidsonなどがこれを提供しています)。
この機能では、デバイスからのメディアをストリーミングし、トラックの停止、一時停止、早送り、スキップを可能にします。携帯電話を使用すると、電話をかけたり、短縮ダイヤル機能を利用して電話をかけたり、SiriまたはGoogleなどにコマンドを送信することもできます。
Bluetoothの機能は、ペアのBluetoothヘッドセットとの短距離インターフォン(約30フィート)としても機能し、無線が装備されている場合には、1マイル以上離れた他のライダーにも届き、長距離コミュニケーターとしても使用できます。
最後に、ほとんどのBluetoothヘッドセットには、FMラジオが搭載されており、乗車中に地元の交通情報や天気情報を知ることができます。
【Bluetoothヘッドセット、2つのタイプ】
Bluetoothヘッドセットには、以下の2つのタイプがあります。
1つ目は、ヘルメットに後から取り付けるものです。
ユニバーサルフィット、あるいは特定のヘルメット用に設計されたもののいずれかですが、いずれにしても、セットアップに必要なものはすべて同梱されています。コントロールボックスは、ヘルメットの外側に取り付けられ、スピーカーとマイクに接続されています。
これらのキットは、複数のヘルメットを使用している場合、ヘルメットからヘルメットに移動することができて便利です。さらに、通常はスティックオンマイクとブーム型のマイクの両方を備えているため、フルフェイス、モジュラー、またはオープンフェイスのヘルメットのどちらでも使用できます。
2つ目のタイプのBluetoothヘッドセットは、ヘルメットに事前に取り付けられているものです。これは非常に便利で、良いシステムですが、あらかじめ取り付けらているために、ヘルメットが古くなったり損傷したりした時には、Bluetoothシステムも一緒に廃棄することになるのがデメリットとなります。
【ヘッドフォン】
「なぜそこまでBluetoothヘッドセットを必要とするのですか?」「ヘルメットの下に、通常のヘッドフォンやイヤフォンを装着するのではだめでしょうか?」と思われるかもしれません。もちろん、それも可能ですが、あまりおすすめできない理由があります。
従来のヘッドフォンは、非常に低速において動作する可能性があり、ある速度を超えると、音がはっきりとは聞こえなくなってしまいます。そして、フルフェイスのヘルメットの下に入れるのは難しく、これが、実際の速度で音を正確に聞ける、オートバイ用に設計されたBluetoothヘッドセットが好ましい理由です。
デシベル(dB)単位のノイズは、速度とともに指数関数的に増加します。そのため、時速40マイル、または時速50マイルを超えた場合に、Bluetoothヘッドセットの発する音を遮らずに、騒音から聴覚を保護する方法が必要になります。
【リスクなしでライドを楽しむために】
耳栓は、外耳道を通って鼓膜に入るノイズを低減させるもので、フォーム、シリコン、またはその他の材料でできています。EarPeace MOTO PROは、特許取得済のデザインです。この耳栓には、使用目的とそのデシベルレベルに合わせて調整できる、取り外し可能なフィルターが取り付けられています。
EarPeaceの重要なメリットの1つは、Bluetoothヘッドセットとの互換性にあります。フォームやその他のシリコン製耳栓で気が付いたのは、Senaヘッドセットや、ScalaRiderヘッドセットの音量が十分ではないため、音楽や電話などの話し言葉を、高速では楽しむことができないということです。他の耳栓の場合、音がかなり遮断されてしまいます。
新しいEarPeaceMOTO PRO耳栓は、ヘルメットの中でも、何時間も快適にフィットするように設計されています。小さなフィルターは、Bluetoothヘッドセットからの音を強化しつつ、気を散らす騒音をブロックします。
【Bluetoothヘッドセットを最大限に活用するために】
・説明書を読む
当たり前のようですが、ご存知のとおり...ヘルメットや高価な新しい電子機器をいきなり使い始めるのでなく、事前に説明を読むと、面倒な作業を大幅に減らすことが可能です。
・練習をする
ヘルメットを被った状態で、静かな場所で、その都度考える必要がなくなるまで、ヘッドセットの使い方を学びましょう。これは、走行中に使い方を考えた時に、気が散ってしまうのを防ぐためです。
・スピーカーの配置
ScalaとCardoのカスタマーサービス部門において、最も頻繁にアドバイスされている内容です。ほとんどのユーザーは、最近多くのヘルメットに付けられるようになった窪みにスピーカーを置くだけなのですが、おそらくだいたいにおいて、耳の穴がある場所とは違っています。
ヘッドセットスピーカーは、耳の開口部の真ん中に配置する必要があ流のです。数ミリメートルでもずれると違いが生じます。中央に配置するだけでなく、耳に近いところであることにも配置しましょう。
両社は、スピーカーを耳にぴったりと密着させるよう設計された、ベルクロを備えた小さな丸いクッションを提供しています。ヘルメットの快適な裏地が、スピーカーと耳の間にあることを確認し、耳への刺激を防ぎます。
・音量
デバイスの音量を最大にして、iOSの「ヘッドフォンの安全性」やAndroidの「大音量の警告」などの聴覚保護モードに設定されていないことを確認します(通常のヘッドフォンでは、デバイスを再度有効にしてください) 。ほとんどのBluetoothヘッドセットの音量調節は、最大まで回しても、特定のレベルを超えることはありません。
【Bluetoothヘッドセットと耳栓のコンビネーション】
乗車中に話したり聞いたりする場合は、高品質のBluetoothヘッドセットと、ノイズ低減の耳栓を組み合わせることを強くお勧めします。
楽曲やラジオ通信、オーディオブックを楽しむだけでなく、気を散らされることによるリスクと、そうならないように管理することに対しても、注意を向けましょう!
以上です。ほんのちょっと気をそらしてしまうことが、大きな事故に繋がることがあります。その危険性を知って、できる限りの準備を怠らず、より質の高いライドができるように努めていきたいですね!
それではまた!
EarPeaceMOTO PROは、こちらです〜